活け込み(茅乃舎)
薮椿
<水槽周辺>
★ 節分の豆が、柊の葉と一緒に枡に入れられてカウンターに置かれていましたが、2月3日が過ぎて、内裏雛にとってかわりました。
さげもんの下の水槽には、薮椿が水の中で開いています。
季節の野菜が飾られて、春の兆しの内玄関です。
さげもん・餅花
<うち玄関>
★ カウンター前の水槽の上から、柳川名物といわれる「さげもん」と呼ばれる飾り物が下がっています。様々な形の人形などが布で作られています。
餅花の彩と一緒に美しい風習が下がります。
小手毬・乙女椿
<カウンター掛け花>
★ 小手毬の枝を高く伸ばしてみました。
乙女椿は、固い蕾と開花前の大きな蕾とをいけました。
臘梅・サンシュユ・満作・白木蓮・梅
<表玄関>
★ 玄関先を白と黄色で飾りました。
梅の花が開き、白木蓮が開こうとしています。
満作は、名前のように枝いっぱいに黄色い花をつけていました。
<通路奥>
★ 天井部分から風が入る場所で、久山の低い気温に、花材が痛みにくい場所になっています。ケアを重ねて、花材を生け変えたり足したりしながらスポットを浴びています。
この日も雪柳を数本加えました。
黒文字・啓翁桜・小手毬
<楽舎>
★ たくさんの黒文字と、たくさんの蕾がついた敬翁桜の枝を入れて、流れるような小手毬の枝を入れました。
白い花が少し咲いています。
赤芽柳・椿
<蹲>
★ 楽舎の前のつくばいには、数十本の赤芽柳を入れ、これもたくさんの蕾がついた薮椿を挿しています。
来客の方たちが、最初と最後に目にとめて話されていることが多いようです。
啓翁桜
<風呂場>
★ 新旧の啓翁桜で風呂場の演出をしました。
手前に、ちらほらとほころび始めた花を入れ、これから満開になる姿を見せ、奥の窓際には、新芽が開き始めた薄緑の葉を生けました。
和室からの花見を意識しました。
赤芽柳・小手毬・シャガ・つわぶき
<茶舎>
★ 裏庭に続く川べりに、小さなつわぶきの葉が2・3枚あって、傍のシャガとともに摘んでまいりました。蕾のたくさんついた小手毬を流しました。
素芯臘梅・雪柳
<通路奥>
★ 素芯臘梅にたっぷりの雪柳です。
開花を始めた雪柳の踊るような表情を生けました。
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