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活け込み(茅乃舎)2016年
彼岸花・キンエノコロ草
<水槽>
★ 秋のはじめを代表する2種の花が、湧水が循環する水槽に活けられています。
ドウダンツツジ
<玄関大壺>
★ 少し低めに活けた玄関先軒下の大壺、緑の濃淡です。
ベルテッセン・著莪・利休草
<和室>
★ 可憐なベルテッセンを活けています。
利休草の若草色が映えて、シャープなシャガの線を添えました。
熊谷喜八シェフ・テレビ朝日徳永女史・茅乃舎常務
<舞台前>
★ 茅乃舎10周年記念イベント・熊谷喜八コラボとして、前日から厨房で料理を作られた熊谷シェフを、テレビ朝日の徳永さんと常務とが紹介讃えた。
3日間にわたって厨房に詰めたシェフとアシスタントは、この後、東京に帰られた。
ドウダンツツジ・ノガリヤス・蔓ウメモドキ
<舞台背景>
★ 熊谷シェフ、ブラジル演奏家デュオ等来賓者の背後に、大型の壺に生ける。のんびりと構えて取り掛かろうとしていたら、間もなく挨拶が始まると伝えられ、わずか10分で花材を揃え活けこんだ。
直ぐに、テレビ局アナウンサーが登場し司会が始まって、熊谷シェフ、茅乃舎の常務の挨拶となった。背中に冷たい汗が流れた。
ヌカキビ・吾亦紅・姫百合・竜胆・著莪・ベアグラス
<中央テーブル席平籠>
★ 立食用の食器が並ぶ席に、混雑を避けて、平籠で小さく活けています。
ヌカキビ・竜胆2種・雪柳・吾亦紅・著莪・ベアグラス・女郎花
<中央テーブル席>
★ 2列の長型の惣菜席です。
それぞれの来客が好みで食材を選ぶコーナーになっています。
熊谷シェフと厨房全員による料理が並びます。
ヌカキビ・雪柳・女郎花・吾亦紅・竜胆・千日紅・木苺
<テーブル席>
★ 立食のテーブル席の花は、縦に長い寸胴の花入れに季節を活けました。
白山木・著莪(10周年)
<通路奥>
★ 美しい実と裏葉の輝く白山木は別名を銀葉といい、裏葉は葉脈が銀色です。シャガの美しい濃い緑と併せました。
雪柳・竜胆・スチールグラス・水引・木苺(10周年)
<風呂場>
★ 初秋のりんどうが入りました。
スチールグラスなどの線を配して、さわやかなイメージで活けました。
白山木・黄葉手毬・梅擬(10周年)
<楽舎>
★ 玄関先の楽舎には、美しく光沢のある白山木と赤や黄色の実の美しい2種の実物を活けました。
招待客たちの最初に出会う玄関先の花です。
躑躅3種・椿
<玄関大壺>
★ 全体を低くあるいは枝を下げて、活けてみました。
大きな挿花ではありますが、軒の下に来客の邪魔にならないように枝を広げて巨大な藁ぶき屋根に似合う雰囲気を作っています。
千成ほうずき・サルトリイバラ・黄葉手毬
<楽舎>
★ 小さなホウズキは黄葉していて、独特の雰囲気を持っています。
実ものと併せて生けてみました。
オリーブ・女郎花・雪柳・著莪
<茶舎>
★ 平籠を使って初秋の花材を活けました。
白いオリーブに黄色いオミナエシが映えています。
ノガリヤス・吾亦紅・木苺
<風呂場>
★ ノガリヤスは、まだしっかりとした色づきはありませんが、初秋の風情が漂っています。木苺の鮮やかな緑を添えています。
風草・吾亦紅・透かし百合
<和室掛け花>
★ 楚々とした風草に、初秋を代表するワレモコウを入れました。
スカシユリは、<北キラリ>という名がついた小型の百合、さわやかな黄色です。
満天星躑躅ほか・椿
<玄関大壺>
★ ドウダンツツジ・山ツツジ3種のツツジに斑入りの椿、風雪に耐えタバコの煙に耐え、時には嵐にぐるりと一周、藁ぶき屋根の重厚なたたずまいに似つかわしく、威厳を保ちココニアリ!
仙人草・著莪
<茶舎>
★ 美しいものには毒がある。たくさんの白ひげをまとって木々に絡み付く
白い妖精、ではなく髭の仙人。有毒植物の名にふさわしくない美しさです。
山を知り尽くした仙人ならぬスタッフの手になる作品です。
猿捕茨・吾亦紅
<風呂場>
★ たくさんの棘をまとって嫌われ者のサルトリイバラ、われもまた紅いとたくさんの坊主を身にまとうワレモコウ、天井から落ちる一条の滝に奮えます。
リンドウ・吾亦紅
<和室掛け花>
★ 初めの秋、我もまた紅と、ワレモコウが白いリンドウの背後に寄り添います。
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