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教室花展
小さな作品展(早良区役所) 
*風の道を花野へ*

2013年10月22日〜25日 教室の若い生徒たちによって、手作りの作品展が開催されました。早良区役所の全面協力によるものです。
たくさんの方たちの御来場をいただきました。
心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

風の道を花野へ 
★ 早良区役所によって、花展のテーマである<風の道を花野へ>のポスターが作られ、東京の流派であり、大きく宣伝しないために福岡では知名度の低い広山流を紹介していただきました。
福岡教室のテーマとしての<和>を生かしたささやかな花展でしたが、多くの方の支持を得まして、好評のうちに小さな作品展を終えることが出来ました。都合で参加できなかった生徒たちの分までがんばって、若い生徒たち自ら作品展を成功させました。手作りの心のこもった小さな作品展でしたが、大きな喜びに満たされています。本当にご苦労様でした。

山藤(藤豆)・野竹・雪柳・十文字羊歯 
<大網代籠>古賀秀可

★ 入り口近くの迎え花として活けました。
山採りのものです。

梅もどき・栗・藤袴・吾亦紅・曙草 
<虎宗全籠>西木風可(京子)

★ 宗全籠に秋の山野を再現して5種活けです。
背後に山採りのアケボノ草が入っています。

橅・野竜胆・大葉蛇の髭・蛇の髭 
<創作籠>中島玲可(瑠衣)

★ 山採りのブナの木に野リンドウを活けました。
林の渕から採取したオオバジャノヒゲと細いジャノヒゲを併せて生けました。大小ともに根洗いで活けています。

秋明菊・杜鵑草・木苺 
<透かし篭>倉田皐可(五月)

★ 耳付きの透かし篭に、盛りの秋明菊とほととぎすを生け、黄葉の始まった木苺を活けました。

雪柳・野竜胆 
<手つき網代籠)>中川妙可(由美子)

★ 美しいリンドウを紅葉したユキヤナギに併せました。
茶花を活けています。

蔓梅擬・十文字羊歯 
<変型ブック型籠>ノックス彩可(知美)

★ 美しいツルウメモドキをダイナミックに活けました。
添えの緑のシダは山採りのものです。

薄・孔雀草・杜鵑草・猿捕茨・烏瓜 
<買物籠>西川颯可(裕子)

★ 柄付きのいわゆる買い物籠に活けています。
紅いカラスウリは山採りです。
ほととぎすは、台湾ホトトギスです。

栗・花独活・シダ類 
<魚籠>三嶋秋可(亜希子)

★ ウドの花が様々な色に変化する季節の、直前の花色を活けました。
山どりのシダは、よく見かけるものですが名前が不明です。
魚かごに、山の風景を活けました。

薄・竜胆 
<手つき籠>小宮凛可(麻由)

★ 紅い穂の美しいすすきに、野りんどうを活けました。

力芝・猿捕茨 
<柄付き籠>坂野優可(優子)

★ 船徳利型の黒篭に活けました。
初参加です。

会場 
<作品展>2013年秋

★ 区役所の会議室の前が展示場です。
背後の会議室は、期間中、花材置き場として提供していただきました。

会場 
<作品展>2013年秋

★ 会期中、花材を少し入れ替えをしました。
山野の素材は水揚げが悪いものが多く、それでも採取時に慎重にケアをして臨みましたので、来場者の中には「どうしてこんなに生き生きしているの」といわれる声が聞かれました。

2013.10.21〜10.25「さわらの秋」 
★ 福岡市早良区は、福岡市の中でも広大な地域を領し、この画像の場所から始まって市街地までを領しており、今年<さわらの秋>と称して様々なイベントが行われています。このイベントに参加して、区役所の一角で小さな作品展を開催しました。この期間、同時に三越デパートで「いけばな芸術九州展」が開催され、教室の主は留守をやむなくされ、ほとんどを生徒たち独自の手で作品展を成功させ、区役所から来年もという声をいただきました。開催まで、この向こうの山で花材を採取したりして、作品展を成功させた若い生徒たちの労をねぎらいたいと思います。

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