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広山流 2013年〜2014年
鷹の羽薄・日向水木・夏ハゼ・庭七竈・利休草 
<虎宗全籠>藤原一馬

★ やさしい色合いを5種で活けています。
先端の小葉の紅い色合いが優しく、浅黄色の若葉と相俟って柔らかい風情の作品です。

鷹の羽薄・小額紫陽花・甘野老 
<スペインガラス花瓶・ガラスピッチャー>馬場恭子

★ 2種の硝子の花瓶を使って、大小で活けました。
小額紫陽花は、ところどころ藍色の花びらが覗く抑えた色の小さな紫陽花で、
優しい風情です。
上手に扱っています。

南京七竈・庭七竈(珍至梅) 
<織部変形>ノックス知美

★ 2種の七竈を上手に扱いました。
花器と同色で、落ち着いた雰囲気です。

庭ナナカマド(チンシバイ)・著莪 
<灰釉花三島>小宮麻由

★ 美しく活けられていますが、花器に比して、庭ななかまどが、あと少し高くてもよかったですね。著莪が美しく入っています。

鷹の羽薄・庭七竈(珍至梅) 
<角型寸胴>中川由美子

★ すっきりとした美しい挿花です。
庭ナナカマドの美しさが活かされていて、いいですね。

黄葉手毬・夏椿・著莪 
<ガラス水注ぎ>ノックス知美

★ 枝もの2種を小さく扱って水指に活けました。
独特の雰囲気を醸しています。
本来なら大きく生ける枝ですが、面白いかもしれませんね。

黄葉手毬・七竈・アストランチィアマヨール 
<カタツムリ型変形>西川裕子

★ 若葉が白い花器に映えて、素敵です。
アメリカテマリシモツケの園芸種で、黄金小手毬と呼ばれる丸い花芽が、屈折した美しさで表現されました。
アストランチィアはなくてよかったかもしれませんね。
素材の美しさを上手に活かしています。

黄葉手毬・七竈 
<銅鐸>濱崎由起子

★ 瑞々しい新葉の花材を美しく生かしています。
上手に捉えていいですね。

矢筈ススキ・ウイキョウ・利休草(ビャクブ) 
<角型寸胴>中島瑠衣

★ 何気ない花入れに、美しい挿花です。
鷹の羽薄(ヤハズススキ)が美しく扱われていて、いいですね。

ウイキョウ・雪柳 
<魚籠>小宮麻由

★ 先端にたくさんのヒゲ状の枝を持つユキヤナギが、面白く生かされています。2本のウイキョウも個性的でいいですね。

矢筈すすき・ウイキョウ・利休草(ビャクブ) 
<平籠>坂野優子

★ 矢筈ススキが、少し長い気がしますが、背後に倒されていてウイキョウとのバランスがとられています。
長い利休草を、上手にカットして足元に美しさを添えています。

黄葉手毬・土佐水木 
<スペインガラス花入れ>中島瑠衣

★ 黄葉手毬の枝はかなり大きく見えますが、背後に長く伸ばして花の可憐な美しさを強調しています。
日向水木の下垂した小さな実が効いています。

矢筈ススキ・ウイキョウ・木苺 
<織部変形>小宮麻由

★ 大きな木苺の葉を花器の口元にもってきて、全体のやさしさを締めています。色合いの美しい挿花、ウイキョウは、奥に長く伸ばしてバランスを取りました。いいですね。

黄葉手毬・土佐水木 
<楕円大型花入れ>坂野優子

★ 大型の花器の手前に、大きな日向水木を流して花器とのバランスがとられています。黄葉手毬の花を先端に大きく枝を伸ばして、美しく仕上げました。
素敵です。

日向水木・小葉のズイナ・甘野老 
<扁壺>藤原一馬

★ 爽やかな若草色の作品です。
それぞれの特徴がとらえられて、上手に活かされています。
いいですね。

日向水木・マトリカリア 
<青釉小型寸胴>小宮麻由

★ 新葉の表情が美しい日向水木が活かされています。
マトリカリアも素朴な表情で美しく活けられました。

山ツツジ・氷河水木・マトリカリア 
<信楽舟形>倉田五月

★ 花器に比してツツジの高さが気になります。
あとは、それぞれの花材の特徴をよく生かしていていいですね。

花菖蒲 
<水盤>庄野 純

★ 花ショウブらしい表情を見せています。
決まり事を意識しながら、自然に生ける努力をして季節の花を生けました。
素敵です。

木苺 
<灰釉大型>倉田五月

★ キイチゴを一種で活けました。
この季節のキイチゴは、放っておくと他の花木を越えて巨大化します。
まさに木になる苺と化しますが、オレンジの実をつける季節でもあります。
食べられる野イチゴですが、葉がいろいろな表情を見せます。
上手に生かして活けています。

花菖蒲 
<足つき水盤>小宮麻由

★ 大きく咲いた花菖蒲をすっきりと活けました。
何度活けても難しいということでしたが、ごまかしのきかない花材で、美しく表現されています。

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