広山流

広山流

秀可

藪椿・梅

★　真っ赤な藪椿を生けてみました。
新年の玄関先にいけた梅の一枝と、固かった蕾が膨らんで開いたやや小ぶりの椿の一枝を、好みの備前に入れました。葉の姿が美しい椿です。梅の向きを変えて床の間の茶花としてもいけています。

Ｃｉｎｄｙ

猫柳・アイリス・レモンリーフ

★　すっきりした美しい作品。花器とのバランスもよく品のいいものになりました。花器を変えて３回目の成就です。「もういけられない！」思うようにいけられなくて終わろうとした行為は厳しい注意を受けました。
特徴をいかす事が出来て褒められ「よかった！」

満生美知代　

黒文字・アイリス

★　冬芽から花芽にかわる黒文字の美しさが目立ちます。直線と曲線の品のいい作品です。

西木京子・北村瑠衣

黒文字・アイリス・レモンリーフ（北村）黒文字・アイリス・小菊（西木）

★　信楽の投入れに黒文字をダイナミックに、変形花器に黒文字を小さく、面白い構成に合作にしました。
アイリスの線の美しさを強調しました。

西木京子

黒文字・小菊・レモンリーフ

★　変形の織部に少しの花材でいけてみました。
細い黒文字に白の小菊と少しのレモンリーフです。すっきりした作品です。

西木京子

猫柳・アイリス・レモンリーフ

★　きれいにまとまった美しい作品ですが、矯めの効く花材は技巧的になりやすいという注意を受けた作品でした。

北村瑠衣

猫柳・黒文字・アイリス

★　久しく使わなかった高取の花器に芽だしの春が生けられました。
黒文字の細い線をだいぶ除きましたが、画像にすると交差が気になります。
けれど、静かないい作品でした。

川崎真澄

猫柳・鉄砲ユリ・利休草

★　初めての花器を使ってみました。
鉄砲ユリも猫柳もいま少し長いほうがよかったと苦言を呈しましたが、猫柳の銀色が効いて、これで十分可愛いほっとする作品でした。

原　稔子

猫柳・鉄砲ユリ・アイリス・利休草

★　猫柳の曲線とアイリスの直線が良く生かされています。花器の色が全体をすっきりと引き締めて、美しい作品ですね。

川崎真澄

檀香梅・藪椿・アイリス

★　檀香梅を思い切って高くしました。まだ蕾で開花していない椿は、枝の柔らかい線の細いもので、全体に優しい作品になりました。
まだ蕾のアイリスがいま少し長く、線の美しさを強調したかったと思います。

原　稔子

檀香梅・椿

★　何度いけても難しい椿。ダンコウバイのやわらかい枝と蕾が、椿の強い色合いを優しくしています。十分に葉の生かし方を心得て、よい作品です。

Cindy

木蓮・雪柳・山茶花

★　雪柳の踊るような線が気に入りました。
太い木蓮の枝に可愛いを連発して山茶花を入れました。
唐物写しの鋳物の花器も初体験でした。

Cindy

三椏・アイリス・利休草

★　初めての花器の色に魅せられたようです。三椏の線が際立ち、アイリスを入れて品のいい作品になりました。。
満足した出来栄えのようでした。

西木京子

三椏・山茶花

★　先に生けた作品のアイリスを除き、三椏の繊細な枝を少し整理しました。大きな備前の花器の重厚さに三椏の美しい線が生きています。

西木京子

三椏・アイリス・山茶花

★　少し量的に多いようです。にぎやかな山茶花、線状の葉をもつアイリスの美しさが三椏の線で半減しています。
このあと三椏の枝を整理しました。

原　稔子

桐・枇杷

★　素朴な壷に桐の蕾と大きな枇杷の葉を生けました。素敵な作品に仕上がりました。野趣豊かです。
大きく屈折した桐の枝は簡単に折れるのですが、その特徴を生かしてポキッと音を立てて折り、手当てをしての挿花です。
ベテランの思い切った作品です。

西木京子

雲龍柳・ベルテッセン

★　課題の水盤生けは、他に臘梅と椿がありました。申し分ないいけ方でしたが、こちらの雲龍の生かし方が見事でした。
線に小さなベルテッセンの組み合わせもいい作品です。

満生美知代

臘梅・椿・水仙

★　どっしりとした鋳物の花器に太神楽椿と臘梅・水仙を入れました。
作者にしてはダイナミックないけ方で、唐物の写しが重厚で初生けに格調の高い作品になりました。

北村瑠衣

臘梅・珊瑚水木・水仙

★　臘梅を右に倒して生けるつもりでした。
課題が水盤で、臘梅の枝が太過ぎてなかなか止まりませんでした。半分に割っても枕木をしても重すぎる枝に苦労しました。もう少し低くすればまとまったと思いますし、形も決まったでしょう。
織部の水盤も少し小さかったようです。
時間をかけて勉強しました。